Domaine Ghislaine Barthod
ドメーヌ・ジスレイヌ・バルト

シャンボール・ミュジニーの代表的な生産者の一つに数えられ、所有する畑も全て同村内に位置している。
あまり規模は大きくなく、グラン・クリュやレ・ザムルーズのような著名なプルミエ・クリュは所有していませんが、フランス国内ではとても信頼が厚く、いくつもの3ツ星レストランで扱われています。

概要

マルセル・ノエラが1925年にドメーヌを設立したことがドメーヌの歴史の始まり。

1950年にマルセルの娘、マドレーヌ・エレーナとガストン・バルトが結婚し、ドメーヌは発展を遂げました。

3代目であり現当主のジスレイヌ・バルトはディジョン大学でツーリズムを勉強し、1980年に親元に戻りました。その後はボーヌの醸造学校で栽培や醸造を学び、1986年からはガストンに教わりながらワイン造りを開始。1999年からは一人で行うようになりました。
現在は名門ボワイヨ家の4代目であり、内縁の夫のルイ・ボワイヨとの間に生まれたクレモンもドメーヌに参加しており、今後も躍進が期待されます。

栽培や醸造

畑面積は6.5haで全てシャンボール・ミュジニーに位置しており、グラン・クリュやレ・ザムルーズのような逸脱して人気の畑こそないものの、レ・フュエやレ・ボードなどの秀逸なプルミエ・クリュを複数手掛けており、どの畑も平均して高樹齢のブドウ樹が植えられています。

収量が制限され完熟したブドウは、基本的に完全に除梗され醗酵。
20~35%と低めの新樽率で、熟成開始後すぐに澱引きをして、細かい澱のみを戻し16~20ヶ月の熟成。

所有する主な畑

Les Fuées レ・フュエ(シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ)

Les Baudes レ・ボード(シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ)

Les Cras レ・クラ(シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ)

ワインのスタイル

ジスレイヌ・バルトの手掛けるワインは総じて軽やかで繊細ですが、適度な濃縮感と芯の強さ、高樹齢のブドウ樹に由来する素晴らしい余韻があります。

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